言ったモノ勝ち?な「美人の湯」の定義

夫婦で温泉を渡り歩くのが趣味の我が家ですが、我が家の家内は「美人の湯」と呼ばれる温泉に連れて行くとかなり機嫌がよくなります。

お湯に浸かったからからといって彫が深くなってハリウッド女優のようになってくれるのならば、こちらも諸手をあげて歓迎するのですが、長湯をしてあがってきても入浴前と寸分かわらぬ・・・というか、化粧とともに眉毛がなくなった姿にしかならないのが現実であります。

私はと言えば閑静でかつおおらかな大自然の景色を見ながら入浴できるのであれば、湯質も季節も湯殿のつくりすら気にならないほうでして、女性のこうした「美人の湯」に対する執着みたいなものは気持ちはわからないでもないですが、執着するほどのモノではないと考えております。

先日蔵王温泉への旅行が決まった際、「蔵王は美人の湯なのよね」と家内が喜んでおりましたが、その前に出かけた上北温泉郷や随分前に遠出した道後温泉などでも同じような事を言っていた気がしたので、「ずいぶんと日本には美人の湯があるんだな・・そもそも美人の湯の定義とは何だろう」という疑問が湧いてまいりました。

この美人の定義ですが「肌がキレイになる」という効能をもった泉質というか温泉成分にあるのかもしれないと想像し、美人の湯と呼ばれている温泉とその泉質をピックアップしてみることにしました。

草津温泉(硫黄泉)
蔵王温泉(硫酸塩泉・塩化物泉)
川中温泉(硫酸塩泉)
龍神温泉(ナトリウム炭酸水素塩泉)
湯の川温泉(弱アルカリ性単純泉)
寸又峡温泉(硫黄泉)
下呂温泉岐阜県(アルカリ性単純温泉)
湯ノ山温泉三重県(放射能泉)
湯布院温泉(単純温泉)
黒川温泉(塩化物泉/硫黄泉)

代表的な美人の湯の泉質を抽出してみると実に見事なほどバラバラ、石鹸などのうたい文句には「肌にやさしいアルカリ性・弱酸性」とか聞きますし、軟水なども化粧水効果があるといいますが、水硬度にいたってもバラバラすぎて正直言って美人の湯の定義というのは調べれば調べるほどに謎になっていくのでありました。

ただ美人の湯に浸かりご満悦な細君の笑顔を見ていますとね、たとえそれがプラシーボ効果だったとしても十分じゃぁないか?と思う次第です。

フォーレスト蔵王温泉の温泉施設のご紹介