最終更新日 2023年2月24日 by acebrow
日本にいながら、アフリカの貧困を改善させるためにできることは何かと考えている人もいるのではないでしょうか。
そのような場合には、世界の貧しい地域の人々を援助する活動をしているユニセフや赤十字などの団体に寄付をするというのも1つの方法です。
そのようなとき、選択肢となる可能性があるのが国連機関の1つにあたる国際連合児童基金です。
この団体は、世界の様々な国や地域で活動をしています。
その数は190以上にも上り、それぞれの国やNGOなどと一緒に協力して支援活動をしているのが特徴です。
UNICEFでは世界の33か国に国内員会が設けられている
国連機関であるUNICEFのほかに日本ユニセフ協会というものもあるほか、東京事務所と呼ばれるものもあるのでこれらはどのような違いがあるのか分からないと思っている人もいるかも知れません。
名称が似ているのでどれも同じように思われることがあるからです。
とはいえこれらはそれぞれ異なった役割があります。
UNICEFでは世界の33か国に国内員会が設けられています。
日本ユニセフ協会の役割
日本にあるのは1955年に設立された日本ユニセフ協会です。
個人や民間企業・団体とUNICEFを繋ぐ役割を担っています。
またアメリカのニューヨークに本部がありますが、駐日事務所となるのが東京事務所です。
こちらは個人や個人や民間の企業・団体の窓口となるものではなく政府や国際協力機構、非政府組織などとの連携をするためのものとなっています。
UNICEFの目的
目的は子どもたちの命や成長を守るため、各地で集められた募金も支援が必要な国や地域の子どものために使われています。
命が脅かされたり、健やかに成長することができないような環境にいる子どもの命を守ったり生活環境を改善させたりするのに役立てられているのです。
例えば栄養不足に悩まされている状態を改善させたり安全に飲めるような水を得るための施設、衛生施設を普及させることに使われます。
また教育が受けられないような環境を改善させたり、過酷な状況にある子どもを保護したりします。
さらに、急な災害で被害を受けた地域の緊急救援なども行っているのが特徴です。
支援する国や地域は、5歳未満の子どもの死亡率や国民総所得、子どもの数などによって決められています。
日本ユニセフ協会に集められた募金について
日本ユニセフ協会に集められた募金は、募金活動にかかった費用や広報・啓発などの費用を除いて本部に届けられています。
これらの費用は最大25パーセントまでの範囲内となっているのが特徴です。
アフリカをはじめ世界の貧困にある子どもたちのために支援をしたいと考える場合には、募金を通じて支援するという方法があります。
個人や民間の企業・団体の場合には日本ユニセフ協会がその窓口です。
この協会では様々な方法で支援をすることが出来るようになっているので便利です。
マンスリーサポートプログラムの特徴
なかでも近年、注目される機会が多いものにはマンスリーサポートプログラムというシステムが挙げられるでしょう。
これはテレビCMやその他のメディアでも広告を見る機会があるため、知っている人も多いかも知れません。
これは指定した金額を毎月自動で募金するという方法です。
自分で決めた金額で定期的にサポートすることができるので、無理のない範囲で援助を続けることができるというメリットがあります。
普段使用しているクレジットカードで支払うことができる
募金をする方法にもいろいろありますが、そのうちの1つはクレジットカード払いです。
普段使用しているクレジットカードで支払うことができるので、気軽に続けられるでしょう。
このほかには銀行や郵便局の口座から自動引き落としをするという方法もあります。
クレジットカードを持っていなくても、利用できるのが良いところです。
思いついたときにその都度募金する
もちろん募金をする方法には、マンスリーサポートプログラム以外にも色々なものがあります。
シンプルなのは、思いついたときにその都度募金するというものです。
ふいに人のためになることがしたい、世の中に役立ちたいという気持ちになったときにおすすめです。
人のため・世の中のためになることをすることには、幸福感を得ることができるというメリットもあります。
ボランティア活動をしている人はそうでない人よりも、幸せだったり健康だと感じられたりする場合が多いようです。
また人の役に立つということにより他者とのつながりを持っているという感覚や、自分の判断で良いことをしたという感覚も持てるため自分を肯定的に捉えられるようになるというメリットもあります。
コンビニエンスストアや電子マネーなどで送金することも可能
ユニセフには郵便振り込みでも送金することが出来るようになっていますが、webを活用してホームページからクレジットカードやネットバンキングなどでお金を送ることもできます。
クレジットカードを持っていなかったりネットバンキングが可能な金融機関を利用していなかったりしても、コンビニエンスストアや電子マネーなどで送金することも可能です。
もし外国帰りで、使い残したコインや紙幣が残っているという場合には、外国コイン用の募金箱に入れるという方法もあります。
まとめ
成田や関空をはじめ、主要な空港にはこのようなボックスが用意されています。
もし旅行や出張で使わなかった外国のコインや紙幣があるのなら、気軽にこの募金箱に入れるのも良いでしょう。